
そして雪は夜もしんしんと降り続き、どうなることかと心配しましたが、
一夜明けると今朝の京都の町は、さながら雪国です。
まだ薄暗いうちから分厚いコートを着込み、カメラをぶら下げて
犬と共にいそいそと出かけたのは云うまでもありません。
なにしろ、待ちに待った今年最初の雪ですから。
前回に引き続き暖簾のカット。
このブログにも暖簾の写真はたくさん登場しているが、
どういうわけか、どこを歩いてもいつも暖簾が気になって必ず立ち止まってはシャッターを切る。
このように店じまいのあと仕舞われた淡い光のなかに浮かぶ暖簾まで撮る。
暖簾の何に自分が惹かれるのか、載っているはずもないが辞書を引いてみる。
屋号をしるすという目的と同時に、店先に張って日光を遮るという役割があるという。
もうひとつの使われかたは、店の信用とか名声。
語源を調べると、
禅の用語で寒さを防ぐためにかけられた垂れ布をいい、簾の隙間を覆い暖めることから名付けられたもの。
そのデザインとともに風に揺れる美しさについ目が止まるのだが、そこには暖簾の「暖」という意味も感じるのかもしれない。
どちらにせよ、その店を物語る顔であり、代表取締役のような大切な存在だ。
心して撮らせていただかなければならない、と肝に銘じる。