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冬の訪れ

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今朝は吸い込んだ空気が鼻の粘膜をツ〜ンと刺激して痛かった。
毎年秋の終わり頃には色んなことで冬の訪れを感じるけれど、今年は容赦ない強烈なご挨拶だ。

木の成長と、写真技術の衰退

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先週美山町を訪れるともう山はかなり紅葉が進んでいた。
かやぶきの里として観光客で賑わう北村の入り口に佇む一本の銀杏の木も、きれいに色づいていた。
18年前に美山に通い始めた頃は、この木はまだ2〜3メートルだったように記憶している。
久しぶりにカメラを向けると、過ぎた年月がフラッシュバックした。
頭の中にはくっきりとこの銀杏の若かりし頃の映像が残っているのだが、当時のポジフィルムを引っ張りだして写真を探してみたが見つからなかった。
でも昔のポジのスリーブを順々に眺めていて、どれもなんと美しいんだ!と溜め息をついた。
感動したのはリバーサルフィルムの発色の美しさのほうであるが、自分の腕もまんざらでもないと思った。
この木と同じ時間キャリアを積んだはずだが、ぼくの腕はむしろ今のほうが落ちている気がする。

夜明けのビートル

クロアゲハ誕生

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我が家では二頭目となるクロアゲハが誕生した。
誕生と言うより正確には羽化と言うのだろうが、蝶の成長を見ていると、その姿形の変貌からは「二度産まれる」というのが実感だ。
どの段階を誕生というのかわからないが、所謂蝶々の形として姿を見せるのは羽化した後である。
卵が孵化し毛虫〜幼虫と変わっていく過程にも驚きがあるが、やはり蛹から羽化するときの感動は大きい。(羽化の瞬間をご覧になりたい方はこちらの動画をどうぞ→アゲハチョウの羽化
それは蛹という不思議な沈黙の期間があることに関係する気がする。
目に見えないブラックボックスの中でいったい何が起きているのか?
心理学者の河合隼雄さんの言葉がそのヒントになる。

 思春期の前というのは子供なりにある程度自分というものができてくる時期なんです。そして、ある程度できたところで、もういっぺん作り直して、大人という変なものにならなくてはいけない。これはアオムシが蝶になるのといっしょじゃないでしょうか。
 人間だってこどもがおとなになるというのは大変なんです。ものすごく大変で、その蛹の時代が思春期なのです。そのとき、アオ虫は蛹という殻に囲まれて、一見何にもしないでぶら下がっているようですが、実は蛹の中でものすごい変革が起こって、そして蝶になる。だから私は、人間も思春期にはすごい変革が起こっていると思います。そのときにどの子供たちも人間存在の非常に根源的な魂の部分に触れていると思うのです。
 それはどういうことかというと、わけがわからんということです。思春期の子供がものを言わなくなるのは当たり前なんです。あれは隠しているとかなんとかじゃなくて、何を言っていいのかわからないわけです。蛹だったら殻に入って黙っていたらいいんですが、人間は殻に入って黙っていることができない。親は色々話しかけてくるわけですが、関心を持っているレベルと違うものが動いているから、「もうほっといてくれ」と言いたくなる。
 魂の底からもういっぺん自分を作り上げるという作業をしますので思春期は大変なのですが、そのときに蛹の殻のように、その子をぐっと守っている力が強いほど、その子はそこを乗り切ることがうまくできる。そしてその蛹の殻は誰かというと、家族であり、地域であり、学校であり社会です。

 河合隼雄「こころの最終講義」より

虫嫌いだった私をこれほどまで惹きつける蝶は、命の不思議と自然の摂理を教えてくれる偉大な教師だ。

虫の声が聞こえそうな居間

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@角館/西宮家

雨中の力車

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@角館武家屋敷

寒露の縁先

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@角館/西宮家

囲炉裏端の花

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@角館/岩橋家

毎年この時期に姿を見せる白髭の主

明と暗

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9月14日の朝、この日はなんとも奇妙な空が広がっていた。
東西に長い雲の帯が伸びて、その境目がきっぱり空の明暗を分けていた。
あいにくカメラには標準レンズしか付いていなかったので広く写すことはできなかったが、こちらとアチラ、夜と昼を同時に生きているような不思議な感覚だった。
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